【米国株投資】税金の話

 こんにちは、bybitマスタートレーダーのシュウです。
今回は米国株投資を始めるうえで知っておくべき情報である「税金」についてお伝えしたいと思います。

前回の米国株投資のブログでは、商品形態についてご説明しました。
具体的には、投資信託・ETF・個別株についてです。
しかし、まだ購入をするには情報が足りないと思います。

今回のブログでは、足りない情報の一つである税金について解説します。

税金は株を始める方にとって外せない問題ですね。
米国株投資で得た利益に対しては、必ず税金が発生するからです。

株では主に2種類の税金が発生します。
(1)一つがキャピタルゲインが得たときに発生する譲渡益課税
(2)もう一つが配当や分配金などのインカムを得たとき発生する配当課税

(1)の譲渡益税について
まずキャピタルゲインというのは株を売った時に得る利益のことです。
通常株の利益でイメージするのはこちらではないでしょうか!?

この税金は日本でのみ課税され、税率は20.315%です。
ここで知っておきたいのは、譲渡益は損益通算できるということです。

どういうことかと言いますと、あるAという株で売却時に利益を上げたとします。
しかしBという株で損失を出したとすれば、Aで得た利益とBで得た損失を足し合わせることができます。
つまり税金を調整することができるのです。

もし年末に損失を抱える株があるのであれば、売却して税金を調整、その後買い戻すなどの戦略はよく取られるので、うまく立ち回りたいところですね。
※損益調整には確定申告が必要

(2)配当課税について
これが非常にくせ者になります。
配当課税は米国で10%課税され、その後日本でも20.315%課税されます。

いわゆる「二重課税」と呼ばれるものです。
確定申告をすることで米国分を取り戻すことはできますが、確定申告を個人でするのは会社員の方にとって面倒なことではあるので、得ている配当の額で考えた方がいいでしょう。

そして、株式の税金について必ず利用したい制度、それが「NISA」です。
皆さんも聞いたことがあるのではないでしょうか?

これは絶対に利用した方が良い制度ですので、ご紹介していきます。

NISAとは簡単に言うと、株式の売買時に発生する税金を免除する制度です。
ここまで説明したように株式には税金がかかるので、これがなくなるというのは非常に魅力的な制度ですよね。

それでは中身について見ていきましょう!

NISAにも2種類ありまして、「一般NISA]「積み立てNISA」があります。
2つのNISAの比較を下の表にまとめています。
「NISA」制度の比較

一般NISAのメリットとしては、非課税額が多く対象商品が幅広いというところです。
また、投資のタイミングが自由より、ある程度相場が読める投資経験のある方にお勧めです。
デメリットは、課税期間が短いことになります。(5年では長期投資を基軸としたい人には厳しい)

積み立てNISAのメリットとしては、非課税期間が長いことです。
優良な投資信託であれば、基本的には時間をかければかけるほど、利益を上げられる確率が上がり利益が最大化されます。

デメリットとしては、投資可能な商品が少なく、投資のタイミングが限定的であるということです。
積み立てですので投資開始時期しか選ぶことができません。
一度設定をすると値動きをほとんど気にしなくてよい長期で投資できるため、初心者の方にお勧めです。

ここまで株式にかかる税金についてご説明しました。
NISAのような制度をうまく活用して、資産運用に取り組んでいきましょう!
今後も、米国株を運用するにあたって必要な除法を発信していきます。

お楽しみに!

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最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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